2010年7月30日金曜日

トリンコマリーの地方病院


Peripheral Unit(Subdistrict Hospital)は、2万人ほどの人口が対象で、医師数人、そのほかのスタッフでこの地域の医療サービスを住民におこなっています。訪問したのは日曜日でしたが、医師が1名在勤していて、救急患者に対応する体制がとられていました。紹介患者は、町にある総合病院(県病院)に送るということでした。病院玄関には救急車が待機していました。入院患者は多くはありませんでしたが、ともかくもスタッフが休日にもきちんと待機する体制がとれることが、スリランカの初期医療体制の強みでしょう。

2010年7月29日木曜日

トリンコマリーの地方病院


トリンコマリーで訪問したPerifhral Unitという地区病院のひとつしたのレベルの病院の写真です。突然の訪問と視察要請にもかかわらず、こころよく病院の案内と説明をしてくれました。この地区は、タミール人も多く住む地区で、スタッフにもタミール人がいるということでした。医療器材や設備が整っているとはいいがたいのですが、2万人ほどの人口を対象にして、医師はじめスタッフがきちんと配置されているのがスリランカのPHCの強みです。

2010年7月27日火曜日

トリンコマリーの町の風景

 
トリンコマリーの町の商店。小さな商店が並んでいますが、日用品はとても豊富です。観光客相手の土産物店といったお店は見かけられませんでした。地元の人々の生活の場で、まだまだ外国人観光客は少ないようです。前夜にこの近くの屋台で食べたたこ焼きのような揚げ物がとてもおいしかった。スリランカの海岸はどこもすばらしく美しいのですが、トリンコマリーも素晴らしい海岸をもっていて、将来たくさんの観光客を迎えることになるだろうと思いました。
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2010年7月26日月曜日

トリンコマリーの寺院



トリンコマリーのヒンズー寺院。スリランカでは、仏教徒がもっとも多いのですが、ヒンズー教徒も多く、町にはヒンズー寺院も多く見られます。北部では、タミール人も多く、ヒンズー教徒が多いと聞いています。モスリムも多く、モスクもありました。多民族、多宗教の国で、友好の家:Friendshipのコンセプトはもっとも大切なキーワードのひとつと考えて、友好の家という名前のプロジェクトにしました。

2010年7月23日金曜日

トリンコマリーのダウンタウン


トリンコマリーの中心部です。近くにマーケットやヒンズー寺院、モスクや商店街があって、日用品は何でも手に入るようです。町中に直前に行われた選挙のポスターが残っていました。大きな町ではないので、すこし歩くとはしからはしまで歩けます。まだ、外国人観光客はすくなくて、地元の人たちが買い物をしていますが、町から数十分の美しい海岸には、観光客相手のホテルが営業していて、急速に増えてきているようです。

トリンコマリーの市場

 
トリンコマリーの市場には、たくさんの野菜、魚、肉などが売られていました。紛争の影はなく、いまは平和で豊かな日常生活がもどってきていることがうかがえます。市場のところどころには、直前におこなわれた大統領選挙や議会選挙などのポスターがあって、なんだか、内戦終了後の政治的な課題がかいま見えました。途上国のマーケットを歩くのは大好きです。
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2010年7月22日木曜日

トリンコマリー監視所


トリンコマリーに通ずる道路には、数百メートルおきにトーチカのような監視所があって、それぞれの監視所には兵士が2名くらいずつ詰めていました。カメラを向けるのにはしょうしょう躊躇しましたが、写真のような田んぼのなかの監視所には、水牛がゆっくりあるいていて、コントラストがとても複雑な思いがしました。

2010年7月21日水曜日

トリンコマリー


この5月の連休にスリランカ東部の町トリンコマリーにいってきました。昨年までLTTEの支配地で、25年にわたるスリランカ内戦がおわり、ともかく平和がもどってきた町です。美しい海岸で、市民が海水浴を楽しんでいました。平和がもどってきたから,,というビーチにいた市民のつぶやきがこころに響きました。
トリンコマリーに通ずる道路には、まだ数百メートルおきにトーチカのような監視所が並んでいて、初めての旅行者には緊張しますが、兵士たちリラックスしているように見えました。